体の謎

寒い冬に簡単に布団から出るにはどうしたらいいのか?

冬になると、朝目覚めた時に、布団から起き上がるのはとてもつらくてしんどいです。

せっかく、暖かい布団で気持ちよく寝ていたのに、朝は冷え込みが厳しいため、目が覚めると現実に引き戻されたぐらいの絶望感を感じる方もいると思います。

それでも、会社や学校に行かなければいけないため、何とかして起きますが、正直あまり気分の良いものではありません。

この記事では、寒い冬でも、簡単に布団から出る方法についてお話していきたいと思います。

なぜ布団から出られないのか?

まずは、なぜ布団から出るのがしんどいと思うのでしょうか?

こういう質問をしますと、

「冬は寒いから、暖かい布団から出たくないのは当たり前では?」

という答えが返ってくると思いますし、ほとんどの人は同じような事を言います。

それを言われてしまっては元も子もありませんが、実は科学的にきちんとした理由が主に2つあります。

布団の内外に温度差が生じるから

布団の中は暖かいですが、布団以外の空間は冷え込んでいるため、この2つの空間には温度差が生じています。

人は季節の変わり目に体調を崩しやすいですが、これは人が恒温動物で外気の気温で体温がほとんど変化しないからです。

そのため、人は温度の変化に弱い生き物であるため、無理やり暖かい布団から出ると外との温度差により体に負担がかかります。その結果、体に負担をかけないように無意識に脳が布団の外に出ないように指令を出しています。

寒い朝に布団から出られないのは、体の負担を考えるとむしろ良いのです。

よく、冬場の入浴で、冷たい場所から熱いお風呂にいきなり入ると温度差にびっくりして、心肺停止で亡くなる事故が頻繁に起こるのも同じ原理です。

つまり、目が覚めたけど布団から出られない状態は、脳は起きているが、身体がまだ起き上がるだけの体制が整っていないサインであることを理解してください。

日の出が遅いから

冬は一年を通じて最も日照時間が短いです。そのため、朝起きなければいけない時間になっても日が明けていない事は日常茶飯事です。

そのため、体内時計が狂いやすく、意識として起きなければいけないのは分かっていても、体自身が夜と勘違いしているため、布団からなかなか出る事が出来ません。

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簡単に布団から出る方法とは

 ここで勘違いしてはいけないのが、簡単に布団から出る方法は、温度差の問題を無視してすぐに布団から出る方法ではありません。

温度差がある状態でいきなり布団から出る事は体への負担が大きすぎるため、目が覚めたとしてもすぐに布団の外に出てはいけません。

寒いのを我慢するのでは無く、布団の内外の温度差を小さくする事が最優先事項になります。

そのためには、部屋を暖かくするのが一番簡単で効果があります。

寝ている時は暖房をきっていると思いますが、目覚まし時計と同じ感覚で、起きる数十分ぐらい前にタイマーをセットすれば問題ありません。

その結果、布団の内外の温度差が小さくなるため、体への負担を極力軽減させた状態で、簡単に布団から出る事が出来ます。

もうひとつ是非おこなって欲しい事は、寝る前にカーテンをレースだけにする事です。

日が明ける前に起きなければいけない時は難しいですが、そうでない方は、カーテンをレースにするだけで、日の出とともに明るさを感じる事が出来るため、体内時計の狂いをもとに戻してくれるため、朝の目覚めがすっきりします。

まとめ

冬の朝、簡単に布団から出る方法は、部屋を暖かくする事は必須条件になりますが、さらに日光を浴びれるようにカーテンをレースだけにすれば、体内時計をきちんと正常になることため、体への負担を少なくして、簡単に布団から出る事が出来ます。

その他、寒さ対策について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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