体の謎

おしっこの色を見たら体調が分かる!おしっこの色別に体調を解説

人はみんな毎日おしっこをしますが、おしっこの色は基本的には黄色っぽい色をしています。

そんな中、日によっておしっこの色が違うと感じた経験は誰しも一度は経験あるのではないでしょうか?

いつもとおしっこの色が違いますと、何かの病気にかかっているのでは?と心配になりますし、私も健康診断の時に、検尿を取る時に、おしっこの色が濃すぎて不安になる事もありました。

しかし、おしっこの色がそのときどきで変わる事はよくある事なので、余計な心配をする必要はありませんが、色によっては病気を疑わないといけない事もあります。

この記事では、おしっこの色について説明するのと同時に、おしっこの色別に体への影響についてお話していきたいと思います。

おしっこの色が黄色っぽい理由とは

おしっこの色の成分は、ウロクロムウロビリンという物質で構成されています。

この2つの成分は水に溶けやすい性質をもっており、腎臓から出て膀胱を通り、おしっこと混ざり黄色くなります。

食べ物や飲み物によるおしっこの色への影響はあるのか

よく大便をする時にいつもと色が違うと、昨日の食べ物による影響かなと思う事はよくあります。

そのため、おしっこをする時に色が違うと、食べ物や飲み物による影響を考える方がいます。

食べ物や飲み物には、例えばパプリカ(黄、赤)、ピーマン(緑)、トマトジュース(赤)、コーヒー(茶)というふうに、さまざまな色を構成する成分が含まれています。

しかし、食べ物や飲み物に含まれている色を出す成分は、水に溶けにくいものが多いため、おしっこと混じる事はありません。そのため、大便のほうに混じるため、大便では食べ物や飲み物による影響を受けやすいのです。

コーヒーを飲んで黒っぽい色になる事はありませんし、ピーマンを食べて緑色のおしっこが出る事はありません。

実は例外として、お茶とオレンジ類は、水に溶けやすい黄色系統の物質(例:ビタミンB2)が含まれているため、これらを多く飲んだり食べたりしますと、尿は濃い黄色になります。

そのため、食べ物や飲み物による影響は、尿の濃さという事が言えます。

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黄色以外のおしっこの色が出た場合は?

オレンジ色の場合(濃い黄色を含む)

おしっこがオレンジ色に見えるのは尿が濃縮されています。

そのため、運動をして汗をいっぱいかいたり、寝起きなどで身体の中から水分が少なくなる時に、おしっこがオレンジ色に見えます。

私は、普段はマラソンをしているため、練習中や大会の途中でトイレに行くと高確率で濃い黄色~オレンジ色のおしっこが出ます。

この場合は、脱水症状の可能性高いので、水分をしっかり採ると良いです。

茶色の場合

オレンジ系の色と同じく、おしっこが濃縮されることで、茶色になることがあります。

そのため、茶色のおしっこが出た場合も、まずは水分をしっかり補給してください。

脱水症状だけでなく、私も実際に経験済みですが、激しい運動をすると筋肉が壊れて茶色の色素がおしっことして出てくることがあります。

また、おしっこに血液が混ざっている場合に茶色になることがあります。この場合は腎臓による病気や肝炎、胆石症による黄疸を疑うべきです。

赤色の場合(ピンクを含む)

おしっこの色が赤色の場合は、完全にの色であるため、血尿が出ています。

考えられる病気として、腎臓、前立腺に腫瘍や炎症が発生、膀胱炎、尿道炎があります。

その他

極まれですが、緑色や青色といったおしっこが出る事があります。

この場合は、麻酔薬やうつ病の薬、抗炎症薬といった医薬品にによる影響が大きく、病気感染の場合は、緑膿菌などのシュードモナス属の菌による尿路感染症によって緑色になったり、子供が家族性高カルシウム血症にとって青色におしっこを出す事があります。

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