掃除・洗濯の謎

なぜ部屋にほこりがたまるのか?その理由を徹底解説

普段から部屋を掃除をしていても、気がついたらほこりが溜まっている事はよくあります。

ほこりは、日常生活によって発生して、掃除をおろそかにすればどんどんほこりが溜まっていくのは理解出来ると思います。

しかし、大半の人がきちんと分かっていない事実として、

人のいない部屋、家具家電など一切ない部屋でもほこりがたまる

という事です。

例えば、引越しして新居に引越ししますと、アパートなどでは業者があらかじめ綺麗な状態で引渡しをすると思いますが、意外と部屋の隅にほこりが溜まっている事はよくあります。

この記事では、ほこりの正体と、ほこりが溜まるメカニズムについてお話していくことで、今後の部屋の掃除対策に役立っていただけたらと思います。

ほこりの正体とは

ほこりの正体は、身の回りから出る非常に小さいチリです。

チリの代表例を挙げますと、内部的要因にあたる衣類や寝具から出る糸くずや綿ほこり、ダニの糞や死骸、微生物、人の皮膚片、カビの胞子と外部的要因にあたる、花粉、細かい砂や土などがあります。

ほこりが床に溜まるまで

発生した非常に小さなチリは、空気中に舞い上がって浮遊して、ものすぐくゆっくり時間をかけて床に落下します。

例えば、チリの中でもかなり細かい粒子になりますと、30cmの高さから床に落下するまで10時間かかるというデータがあります。

つまり、いくら床に溜まったほこりを掃除機や拭き掃除をして除去しても、その間も浮遊したチリが絶えず落下しているので、掃除して間もないのにほこりが溜まります。

ほこりが溜まるメカニズムを理解していれば、掃除しても掃除してもほこりが溜まる事にイライラする必要もなくなると思います。

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人がいない部屋でもほこりが溜まる理由

ほこりが溜まるメカニズムは理解出来たと思いますが、ほこりそのものの原因は日常生活に起因しているため、人が全く使用していない新居などは、ほこりは溜まっていないと考えるのが普通かと思いますが、実際はほこりが溜まっています。

その理由は、ほこりの元となるちいさなチリは完全に密閉しない限り、外からも侵入してくるからです。

窓やドアのちょっとした隙間から侵入してきたり、カビの胞子も発生するので、使用していない部屋でもほこりが発生します。

人がいない部屋ですらほこりが溜まるので、ホコリが溜まる事に対してあまり細かく気にしすぎない方が、ストレスなく生活が出来ると思います。

効率良くほこりを除去する掃除方法とは

日常生活をおくる上でほこりが出るのは仕方ありませんが、喘息やアレルギー持ちの方はそんな事をいってられない状況だと思います。

ほこりを完全除去する事は出来ませんが、ほこりが溜まるメカニズムから、出来るだけほこりを除去する掃除のポイントをご紹介します。

ほこりを効率よく掃除するためには、人の動きが少ない時間帯を狙って掃除するのが理想です。

なぜなら、ほこりは非常に軽いため、人が動くだけでせっかく床に定着したほこりが再び空気中に浮遊するからです。

そのため、いきなり掃除機をかけると、掃除機の風でほこりが浮遊するので、最初にドライシート付けたワイパーなどで乾拭きをし、床の上のほこりを大まかに取り除いてから掃除機をかけるのが一番効率良く掃除するポイントになります。

もうひとつ言えば、ほこりを除去するポイントは、冷蔵庫の上など、出来るだけ高い所から掃除していくのがポイントです。

これは、掃除をする上での鉄板のお約束でご存知の方は多いと思いますが、床から掃除しても、高い所にほこりが溜まっていると、またすぐに床にほこりが溜まるからです。

ほこりは上から下に動くので、掃除するときも同じ流れで掃除するのが一番効率がいいのです。

最後に

今回の記事では、ほこりが溜まるメカニズムについてお話してきましたが、ほこりを溜めないためには、出来る限り、ほこりのもとになる砂や土、花粉などは落としてから部屋に入るとか、布団や服類を部屋に出しっぱなしにしない、空気洗浄機や換気などで絶えず空気の入れ替えをおこなうなど、他にも工夫出来るポイントがあります。

掃除と生活スタイルの工夫でほこりを減らす事が出来るので、ほこりについて意識付けを持っていただけたらと思います。

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